疲れ目

「疲れ目」

その字のとおり、目が疲れている状態です。
そして、その疲れ目がひどくなった状態を眼精疲労と呼びます。

違いは、一晩ゆっくりやすんでなおるか、何日も続くか、といったところで、いずれにせよ原因は同じものであったりします。



目の疲れ


そもそも「疲れる」とはどういうことでしょう?
実はそれは人間にとって、とても必要な症状ともいえます。

たとえば電気カミソリは充電をしていかないと動かなくなりますが、それとおなじことが人間の体にもあてはまります。
人間の体も電気カミソリのように充電が必要な組織が多くあり、特に眼、脳、筋肉がそうであるといわれています。

「疲れ」はこれら組織がいわゆる"充電"を要求しているサインなのです。
人間の体が円滑に生活していくために必要な"黄色信号"なんですね。

目の場合は、目から入った光を脳に伝達する視細胞や、眼球を動かす外眼筋、見るものに焦点をあわせる調節をする内眼筋など、これらの組織が"充電"の必要な組織であり、たとえるなら、これらの組織の電池が切れそうなときに、目の疲れが自覚されるわけです。



具体的にどのような時に疲れ目になりやすい?


主なものとして、パソコンやスマホなど環境による目の疲れが多いのではないでしょうか。

近方を凝視する時の人間の目には、輻輳(内よせ)、縮瞳、調節などの近見反応がおこります。
本来近くのものを見るという作業には多くの負担がかかるのですが、問題である疲れの原因は、近業そのものよりも、その時間の長さです。

個人差はありますが、長時間になればなるほど、老眼にかかっていない10代~30代であっても近くを見続けるという緊張状態に、目が耐えられなくなってくるのです。 
(40代以上であれば老眼の影響もあります)

実際パソコンで目の疲れを訴えられるかたの多くは、一日のうち夕方になればなるほど症状がひどくなられます。
つまりだんだん目が緊張しきれなくなってくるのです。

と言っても、じゃあ疲れてきたから、もうその日の作業はやめてしまいましょう、というわけにはいかない人がほとんどです。

では、どうすればよいのでしょう?



おすすめはこのふたつです


・作業中1~2時間に一度の適度な休憩

・近業用途にあわせた焦点距離を考慮したメガネの使用

このふたつをおすすめします。

とにかくこまめに目を休ませていくということと、本質的な対策として、目に負担をかけない使用距離に合ったメガネの使用、これにつきます。

ブルーライトカットなどのパソコン用と言われているレンズもありますが、これは画面から発せられる(人体に影響があるであろうと考えられている)青色光線を比較的抑えるという種類のもので、人によって効果は異なります。
そしてなにより重要なのは、ブルーライトカット自体は、目の緊張による疲れを解消するものではない、ということです。

パソコン用であれば「目とパソコンまでの距離にあわせたメガネ」をきちんと合わせて使うことで、今まで近くを見るためにかけていた目の緊張負担をメガネに肩代わりさせることができ、年齢に関係なく、大変楽に作業ができるようになり、パソコン作業の疲れ対策として大変有効です。


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